1988年3月13日に青函トンネルが開業、
1988年4月10日に瀬戸大橋線が開業し、
開業30周年イベントが行われていますね。
キャンペーン内容
開業前は、どんな電車が走り、どこに向かっていたのでしょうか?
1964年10月に東海道新幹線が開業する前の4月の時刻表を見てみました。

さあ、1964年4月の旅へ出発進行!

1964年4月の時刻表

索引地図の宇高連絡船

児島は、下津井電鉄だったんだ…
Wikipedia – 下津井電鉄リンク
ウィキペディアによると下津井電鉄は1914年に茶屋町 – 下津井間21.0kmが全通し、瀬戸大橋開業の3年後に廃線になっている。下津井は古くから金比羅参りの人々などに多く利用されていたが、1910年に国鉄宇野線が全通し、宇野 – 高松間で宇高連絡船ができて、下津井 – 丸亀間航路の利用者は激減した。そこで四国渡航客を取り戻すために、下津井から国鉄線までの鉄道路線が計画されたのが下津井電鉄線だったとのこと。

また、宇野駅から玉駅?とは
備南電気鉄道の玉遊園地前のようです。
Wikipedia – 備南電気鉄道リンク
ウィキペディアによると国鉄宇野線から延びていた三井造船の工場への専用線を有効活用する形で、1953年(昭和28年)に開業させたが、赤字から脱却できず玉野市に譲渡された。その後、運行コストを削減する目的で、1964年(昭和39年)に気動車による運行に切り替えられたが、1972年(昭和47年)に全線廃止となった。

廃線地図です。

次は索引地図の青函連絡船。
津軽二股駅の近くに新幹線の
奥津軽いまべつ駅がある。
竜飛や大間からも函館航路があったんだ…

さあ時刻表ですよ~
宇高線から、全国各地へ
しんじ=博多へ行くのに山陰経由なんだ!

青函も、次の掲載ページを見ると常磐線経由にびっくり!
食堂車があるっていいですよね。

和田丸の2等は1,048名収容とあり!

現青森駅通路に飾られていた写真

運行系統図がこちら
地図で見ると函館~青森間は、高松~宇野間よりもかなり長いのがわかりますね。

 


旅鉄Gate開設時から廃線地図をどういう企画にするか?ずっと悩んでいましたが、
当時の時刻表・wikipedia・アーカイブ写真、そして今の地図が有ってこその廃線地図であって、それらが揃ってこそ、タイムスリップ旅鉄を楽しめるんだと納得。