豊中市立野畑図書館での「マルーンカラー宝塚線時刻表の変化を知ろう」で福知山線が、阪急の誕生や発展(競争)に大きな影響を与えたことを学んだ。1986年以前の福知山線は、相当ローカルだったようだが、1964年4月では、どういう状況だったのでしょう?
時刻表を開いて、当時を見てみましょう。
さあ、1964年4月の旅へ出発進行!

1964年4月の時刻表

1964時刻表だと、福知山線は1日に上下線で本数はこれだけ

加古川線の方が、1枚フルページだし、福知山線より本数が多い!

では、大回り(遠回りでも同一料金)で大阪~兵庫を大阪~尼崎~谷川~加古川~兵庫で1964年旅に行きましょう!

出展:JTB時刻表 運転計算の特例

この1964年大回りルートではトンネルが開通する前の旧福知山線渓谷美が見れますよね!

旧福知山線の渓谷は廃線跡に(旧福知山線廃線ウォークへ

谷川駅から加古川方面には、8:53発と11:15発があるが、谷川駅に8:53着だと大阪5:58発なので、7:36大阪駅発に乗り込むことにする。途中で特急まつかぜに抜かれるんでしょうね。三瓶って特急名があって由来の山も丁寧に書かれている。

いまも渓谷車窓が楽しめる丹波大山~下滝

その後、谷川駅11:15⇒加古川駅12:57

そして、加古川駅13:21⇒兵庫駅14:12 いまの快速の感じですね。
昔は加古川駅にバンバン特急が停まってたんだ

明石の鯛ずしでも食べて帰りますか!(近郊区間では途中下車はダメダメなので駅構内で売ってるかな?)

今も昔もこの海の車窓は変わらない

変わらない車窓を求めて、1964時刻表を片手に、いまの大回り旅へ出ようかな。
何が良くなり、何を失い、何が昔からの変わらないかを車窓から見つめて。