2019.11.12~14 図書館総合展にポスター発表いたします!

https://www.libraryfair.jp/poster/2019/8668

県単位の「立無し」割合着色図はこんな感じですねー

図書館関係のみなさま、ぜひ横浜でお会いしましょう!

で、公共図書館の立有りナシが、なぜ旅鉄なの?
それは、鉄道の歴史に足を踏み入れた男が、レイヤーを重ねることで、深みを増したいからなのです。

あれは、2017年10月の京都府立図書館ナレッジベースでの「時刻表から見る日本の近代化」でのことでした。

3.鉄道路線図の変化 始まりました

明治10年~明治22年で新線にピンク、廃線に緑を着色
以後、次の時点までの変化を同様に着色

会場に貼り付けました

主要な変更内容を画面で説明










こういう鉄道の変遷と、違う事象を重ねてみたいんです。

今回で言えば、図書館の変遷ですね。図書館が生まれた頃と、鉄道が生まれた頃は近代化という目線で見た時に同じ頃なのか?それは、日本のどこが始まりなのか?
数量だけですが、上の鉄道変遷図の時点での、現存図書館数は以下でした。
明治27年(1894) 5図書館
大正元年(1912)88図書館
昭和9年(1934)233図書館
このころは鉄道が交通手段の中心だったので、図書館に行く時には、みんな鉄道を使っていたんでしょうね。そうすると、交通の便がよい所に鉄道が、いや図書館があるから、鉄道がつながったのかと空想してしまいます(笑)。

鉄道路線拡大と図書館数の拡大割合は似ているんじゃあないでしょうか。
そこで、まだ出来ていないのですが、鉄道変遷をベクター化(座標数値化)し、図書館変遷(各図書館ポイントデータ?自治体ポリゴン?うん市町村合併が絡んでくるのをどうしよう)と重ねて、地図で見てみたいのです。

そして、鉄道には鉄道の事情があり、図書館には図書館の事情が、そう今回のポスター発表でいえば、公共図書館の立有りナシですね。それぞれの作られてきた歴史のレイヤーを重ねて、

鉄道と日本の近代化を
見て行きましょうぞー