JR西日本から2021年7月20日に3日間と5日間のグリーン車乗り放題きっぷが発売されました。
昨年に50代になってしまった・・・と歳が増えていくのは、ちょっと悲しい部分もあるなぁと思っていましたが、「いいこともあるよ!50歳超えたから」という切符が発売されて、ちょっと嬉しくなったのでした。

では、この切符をどう使うか旅鉄プランを作りながら検証し

てみましょう。

最近トリプルディスプレイにしました。

まずは、きっぷの情報確認です。
このニュースリリースが金額やフリーきっぷ範囲が分かりやすく載っていますね。
~50歳以上の方にゆったりグリーン車の旅を~
「西なびグリーンパス」【旅行会社限定】の発売について

3日間用と5日間用で5,000円しか差がないので、5日間用にしちゃえってなりそうですが、フリーきっぷの範囲、そうJR西日本の範囲は、グリーン車が走っている列車を周遊しながらというのが難しい路線配置なんですよね。乗り放題エリアマップを見ると北陸、紀伊勝浦、博多と3方向に分かれていて、5日間でお得に乗り込むとなると関西近郊に住んでいたら、いったん関西を経由するので、そこが旅情からすると、なんか一時帰宅みたいな感じになっちゃうんですよね。

とすると狙いは、2名用の3日間25,000円(1人あたり)ですかね。
これだと、往復だけでもモトが取れそう。
ちなみに3方向で通常のグリーン片道(通常期)だと新大阪駅を出発地とすると
新大阪~上越妙高 17,290円    7:44→11:59
新大阪~紀伊勝浦 10,680円    7:33→11:40 
新大阪~博多   21,350円    7:51→10:14

上越妙高と博多では、往復だけでモトが取れることが分かる。しかも博多だと乗車時間が短い!ただし3つとも、その金額はグリーン席だが。。

博多の人が上越妙高に行くのが一番オトク
博多~上越妙高 35,760円(片道)   
と往復すれば往復乗車券の割引を差し引いても3~4万円安く乗れる!
しかし乗り換えで最速だと博多7:54→14:59上越妙高だから、途中下車で京都や金沢を楽しみながら九州から新潟の上越妙高を目指すのがよいだろうなぁ。うむっ博多の人が一番オトク感があるなぁ。

話しを関西発に戻して、多く周遊し多くの列車に乗ればコスパも高くなる
関西から上越妙高方面なら、このグリーン席が使えるチケットに限って、オトク度を求めるならば、帰りに和倉温泉あたりに収まってします。
とすると、やはり関西からは博多方面に向うのが一番コスパが高いと言える。

「旅の方向」を決めたところで、ここから旅鉄プラン検討に入る。
どこに行くかという「旅の方向性」は一緒に行く人がいれば、その人がどういう旅鉄をしたいかを把握する必要がある。が誰と行くかも決めていない状態なので、というか架空旅を作るのが(本当に実行してしまうかもだが)目的なので、ここは私が行きたいように旅ネタを配置するとしよう。

福岡・山陽・山陰で行きたいところをあげてみよう。
旅鉄プランシートに旅鉄プランを書き込んでいくことにしよう!


行きたいところなぁ。行ってないところで
・新しくなった門司港駅~関門トンネル人道
・唐戸市場
と山口に入ったので、温泉駅下車シリーズで
・川棚温泉
山陰に入り
・温泉津
・石見銀山
こうなったら温泉駅下車で
・玉造温泉
・松江しんじ湖温泉
も行っちゃえ!!
となると山陰本線続きで城崎温泉にも行けるかな~

あと酒蔵が近くにあったら寄って行きたいね。

ということで、西なびグリーンパスは温泉駅巡りとなるのでした!
山陰本線の温泉が付く駅、どこまで旅が出来ますかね。
さらに、酒蔵や観光名所をまわりながらオトクにグリーン車を乗り倒すプラン作りの始まり始まり~です!

 

まずは観光本で下関あたりをチェック!
唐戸市場あたりは、やっぱり「ふぐ」が狙い目だなぁ。
ここで時間を見ておくと
新大阪発の一番朝早いのは7:11で小倉に9:23到着。
こういう間隔を確認するのに時刻表だと、ぱっと分かるところがよい。
そんで、旅鉄プランシートには途中の旅程は変更を楽しむのだが、出発列車はプラン作り始めに固めるのがよく、早めに出たいので、7:11新大阪駅発を書き込む!

門司港をぶらぶらして、昼ご飯は唐戸市場でとすると下関駅には14時半前につきますね。ここまでを旅鉄プランシートに書き込みました。

その後は、川棚温泉駅かなと時刻表を見ると下関駅から普通列車で40分ほどと近いのですが、バス便というのと長門市、萩を超えて益田方面には普通電車しかなーい!
今回は、特急乗り放題なので、これはもったいない。とすると湯田温泉かなと。徒歩で行ける宿は多く有るし、特急で山陰本線に抜ける列車もあったことから、ここは湯田温泉に方針変更としよう。
とすると、その後(次の日)が続くか確認しておこう。

おおっ湯田温泉駅9:04発で太田市11:46が、ばっちりハマル!
これで、湯田温泉までは決定だー
下関から湯田温泉までYahoo路線情報で検索すると、下関からいったん小倉に行き、新幹線が出た。通常なら在来線か新下関から新幹線と考えてしまうが、小倉から新山口まで駅区間20分と時間で検索するとこういう結果になるんだなと。
ところが下関~小倉まで自腹となってしまうことに気づき、どうせ小倉から乗るなら・・・そうだ船で渡ろう。関門汽船航路で5分(400円)で門司港に着くやんかー。ナイス旅程アイデアやー関門汽船ダイヤへ
ということで旅鉄プランシートにまとめてみる。なお、料金を赤字で、そのうち西なび切符分は()で記入することとした。

ここまでで時間間隔や旅ネタが満足な1日となり2日目の特急も確保できている。
残りは、次は行ったことがない石見銀山と温泉津だな。
石見銀山について、旅本で確認をする。結構、1日だなぁ。
ゆっくり見ることにしようと腹をくくる。(架空だが)
1泊目からの列車は決まっていて、湯田温泉駅9:04発で太田市11:46

ここでへいとうさんが作ったサイトでバス便を確認することにしましょう。
石見銀山遺跡・温泉津温泉へ
石見交通に石見銀山BUSMAPというのが観光名所・時刻用・乗車賃が載っていてみやすい!
駅近くで昼食を取ってから大田市駅13:07発で大森バス停13:35着のバスで行き、そこからはレンタサイクルでぶらぶらすることにしよう。(貸自転車弥七へ
となると帰り時間は、温泉津への列車時間だな。
時刻表を見ると大田市16:59発のアクアライナーで温泉津駅に17:22か
大田市17:38発のスーパーまつかぜ7号で17:57着かだな。
バスは大田市着が16:19と17:19で17:19はギリギリ過ぎるので、16:19着かな。
となると昼食を石見銀山近くで取ると時間に余裕が出来る
ということで大田市駅12:02発で大森バス停12:30着のバスに変更だー。
旅鉄プランシートに2日目をまとめてみると。



門司港・下関・湯田温泉・石見銀山・温泉津と来てかなり満足度が高くなってしまった。あとは、そう地酒巡りがしたい!
ちょうど観光本に島根の地酒が載っていたなーと。GoogleMapで地酒で検索。
温泉津にも若林酒造があって19時までやっているようだ。2日目メモメモ。

島根県付近のGoogleMapで地酒で検索すると酒蔵は松江に多いようだ。出雲市では1軒有る模様。そこで考えた。松江は次に取っておこうかと。
というのも「新幹線&やくも早特3」というきっぷがメチャクチャお得で新大阪から松江まで5,000円で行けるんだなー。通常だと15,000円ほどするので本当に超オトクなので別に松江に行こうと目論んでおるのです。(9月末までですが再発売を期待して)

ということで、温泉津でゆっくりして、出雲市で旭日酒造さん、あとワイナリーがあったなぁ。
3日目の旅ネタが決まったところで、家に着きたい時間から逆算しましょう!
20時半ぐらいに新大阪かな。で路線検索すると
出雲市16:30~19:39岡山19:54~20:39新大阪というのがありました!
島根ワイナリーへは出雲市からバスが出ていますね。工場見学や試飲もできるみたい。(島根ワイナリーアクセスへ
旅鉄プランシートに3日目をまとめました。そして、どれくらいお得かを集計しました。



そして旅ネタを修正し、旅鉄プラン名が決定しました。

【旅鉄プランナー武ジイ談】
旅鉄プラン作るのは、タダなんですよね。そして、むかう土地にどんな観光名所や美味しそうなところがあるか調べるのは楽しいんですよね。

西なびグリーンパスは、モトが取れる以上にリラックスできる旅が出来そうな気がしますね。

 本当に行きたくなってきました。チャンスあらば