2021年夏の青春18きっぷ残り1枚は紀州鉄道を乗り行こうということになり終着駅付近に何かないかなとgoogleMapを見ていたら、日高川駅跡とある!
Wikipediaで調べてみると平成元年までは日高川駅まで運行していたんですね。
(Wikipedia紀州鉄道線へ)
ここから廃線を確認しに行くのですが、投稿した場合に現地写真だけでは廃線のどのあたりか分からないだろうなって紀州鉄道を完乗中に思ったんですよね。
そうだジオタグでQGISに撮影場所と撮影方向を載せよう!
2018年11月1日からサービス提供が始まった準天頂衛星「みちびき」により誤差数センチメートルになったハズなので、検証も兼ねてGIS鉄勉や~
家に戻って、ジオタグの地図表示をネットで探していたら、GIS実習オープン教材に「位置情報付き写真の地図表示」というのがありました。
¥でファイルパスだとエラーになったので、そこだけ注意が必要だなっと。shapeファイルで撮影時の各ポイントが出力されるようですね。
うまく写真撮影位置をポイントデータのshapeに変換できた!
Click Photosを押してから
画像のポイントをクリックしてみると画像が表示された!
位置は北が上で撮影ポイントは川の手前なので、やや南が正解の位置。
以前ジオタグで地図に載せたら相当ズレていてたので、最近になってかなり正確になっているなぁ。
次の撮影ポイントでも、正解ポイントは矢印の先端で示した地点でやや南だな。
※全撮影について公道からに限定し、私有地には入っていません。
先ほどの地図で北方向に撮影。写真の先に列車が見えていますね。
次のポイントでは東に道1本分ほどのズレだな。
※黒丸が撮影した正解ポイント
Googleに撮影ポイントの緯度経度を入れてOSMと見比べたがベースマップがずれているわけではないなぁ。(OSMを疑ってすみません)
このあたりでは、2つ重なっている撮影ポイントは道からズレているが、他の2ポイントは正確な位置だぞー
撮影ポイントをクリックすると黄色くなるのはよいのだが、方向がよくわからない!
ということで矢印マークにして、真ん中にポイントを置いてクリックしたら黄色くなるように設定しました。
写真の方向角がazimuthフィールドに撮影時のデータが入っているから撮影方向が出せるんですよね。この方向角かなり正確だなー
これぐらい地図を引いた方が廃線と撮影位置の関連性は見やすいなぁ
うんうん、いい感じになってきた。
※矢印マークの中の丸が黄色くなっているのが表示されている写真の撮影ポイント
ジオタグである程度の位置特定が出来ることが確認できました!
数センチ単位の細かい位置まで求めなくてもだいたいこのあたりの撮影だと地図で確認できればOKだなぁと。
電車の中からの撮影だとGPSを捕捉してくれるのだろうか?とふと思いました。次調べてみます。。
といったん投稿書き込みが終わったのですが、どれくらいの精度だろうかと気になったので、現地での実際の撮影ポイントとジオタグでのポイントの誤差を図上で検証してみることにしました。
kiha.dbfの空いているフィールドにポイント番号をセットしました。
※kihaとしたのは紀州鉄道廃線ということで・・・キハ、キハ、はっはっは
なので建物のと建物の間だに廃線を入れる。
何か気持ち悪い感じが解消しました!
ここで確かズームにしたような・・・
ズームだと撮影位置と撮影画像位置が違ってくるな?
まあとりあえず撮影位置にしておこう。
ズームした箇所は撮影場所のリネーム後にZを入れておこう
と思ったが、27の撮影で1・2・3・4・11・16・17・18・20・26がズームで、ズームだと精度をどう判断するのか難しいのでポイント計測は除外することにした。なお、ズームにした多くは民有地に入らないよう公道からズームにしたためであった。
このあたりも結構いけてる。やはり目でこれぐらいの差かなとみるだけでなく実際に比較しないとと思うのでした。
19の撮影ポイントでは大きな距離が見られた。国道の何らか影響?
たまにとんでもない所に行く場合(10mを超えるような)もあるようですが、概ね数メートルの誤差のようです!